結論:ペットと一緒に逃げる「同行避難」が基本です。ただし避難所で同じ部屋に入れるとは限らず、ケージに慣らすしつけが欠かせません。

「同行避難」とはどういう意味ですか?

環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」は、同行避難を、災害の発生時に飼い主がペットを同行し、指定緊急避難場所等まで避難することと定義しています。これは移動を伴う避難行動のことで、避難所で飼い主がペットを同室で飼養管理することを意味するものではありません。避難所でペットを飼養管理する状態は「同伴避難」と呼ばれますが、これも同室を意味せず、飼養環境は避難所によって異なるとしています。

平時にどんなしつけをしておけばいいですか?

環境省は、ペットと一緒に避難できるよう、日頃からキャリーバッグやケージに入ることなどに慣れさせておくことも必要だとしています。基本的なしつけや健康管理をし、様々な環境に慣らしておくことが災害時の備えの基本で、しつけはペットのストレス軽減や周囲の安全・安心にも重要だと説明しています。十分な水や食料、常備薬の用意も挙げています。

避難所ではどんなことに気をつければいいですか?

環境省は、避難所等では自治体の指示に従ってルールを守ること、特に動物が苦手な方やアレルギーを持っている方等への特別な配慮が求められることを示しています。住んでいる地域の避難場所がペットとの同行避難に対応しているかを事前に確認し、可能な場合は注意事項を自治体に確かめておきましょう。

自治体・企業の担当者は何を準備しておくべきですか?

飼い主と、動物が苦手な人・アレルギーのある人の居場所を分ける計画が要ります。区画づくりの備えとして、Ten All Ten Pillar株式会社(奈良県天理市)の「シェルパー 2-14Z4」は展開時 約200×200cmの間仕切り付きプライバシーテントで、開口部が広く段差のないバリアフリー構造、約1分で設置できます(防災事業ページ)。

よくある質問

Q. 同行避難すれば、避難所でペットと同じ部屋で過ごせますか?

A. 環境省のガイドラインでは、同行避難は避難行動を指し、同室での飼養管理を意味しません。飼養環境は避難所ごとに異なります。

Q. まず何から準備すればいいですか?

A. ケージやキャリーバッグに慣らすしつけ、水・食料・常備薬の用意、地域の避難場所が同行避難に対応しているかの確認です。

まとめ

ペットとの避難は、しつけと事前の確認で周りの人との共存が決まります。出典:環境省ペットの災害対策/環境省人とペットの災害対策ガイドライン(総説)